原宿駅上空に巨大な絵　夜の渋谷に「ドローン2200機」　サプライズ演出に通行人も驚き

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/900018310.html
https://youtu.be/zLWaJMf2VGU (動画)

■渋谷区と民間企業が主催　サプライズの“ドローンショー”
　何かを見つけて騒ぎ出す人たち。皆がスマートフォンを向ける、その先には…。

スマートフォンを向けるその先には…

　JR原宿駅の建物のすぐ上に「犬」のような図形が浮かび上がっています。

女性
「びっくりしました。ちょっとずつ動いているのがリアルで生き物みたい」
サプライズのドローンショー
　実はこれは、渋谷区と民間企業が主催したサプライズのドローンショーです。

2200機のドローン
　小室哲哉さんらの演奏とともに、2200機のドローンが「渋谷の街並み」や「龍」などに、次々と形を変えていきます。

　その様子は、テレビ朝日のある六本木に設置された情報カメラにも捉えられていました。

　主催した企業は次のように話します。

デジタルガレージ　林郁社長

イベントを主催した
デジタルガレージ　林郁社長
「当然ですけど（都心の）上を飛ぶので許可が要る。実際にOKが出たのが（去年の）12月で、皆1カ月ちょっとでこれを仕上げてくれた」
国内初
　都心の上空で、しかも2200機を同時に飛ばすというのは国内でも過去に例がありません。

　一体どのように実現したのか？番組では、その舞台裏に密着しました。

ドローン
　荷台が開くと、灰色の大きな箱が大量に積まれていて、次々と広場に並べられていきます。箱の中身はドローンです。一つの箱に10機ずつがまとめられていて、それを1メートルごとに、均等に並べていきます。

均等に並べる
　作業を続けることおよそ1時間。ようやく2200機のドローンをすべて並べ終わりました。

レッドクリフ　佐々木孔明CEO
「これが実際の機体だが、何色でも表現することができる。GPSの精度をより高める機材とかが付いている」
一つひとつにプログラム
　この一つひとつにプログラムされたデータを送ることで、本番ではスイッチ一つで自動的にそれぞれのドローンが色や飛ぶ位置を変えていくのです。

　一方で難しいのが…。

レッドクリフ　佐々木孔明CEO
佐々木CEO
「晴れていても風が強かったりすると、ドローンが飛行ルートを抜けて戻ってきたりするので強風と雨が懸念」
リハーサル中止
　この日も、定期的に強風が現場に吹き荒れます。結局、ドローンを少し浮かせてみるテストは風の影響で実施できず。真夜中のリハーサルも中止となり、ぶっつけ本番で当日を迎えることになりました。