頂き女子大生に金を騙し取られた40歳男性､裁判所でたまたますれ違ったのに気づいてもらえず夜中に泣く😭

■“だまされた”40代男性心境語る

被害者の男性（40代）
「裁判後に法廷から出る時に（加藤被告と）すれ違った」

男性がすれ違ったのは、詐欺の罪に問われている名古屋市の無職・加藤ありさ被告（22）です。
マッチングアプリで知り合った複数の男性から恋愛感情を利用して、現金合わせて845万.円をだまし取った罪に問われています。
被害者の1人、岐阜県に住む40代の男性。

加藤被告　※男性とのやり取りから
「すごく好きになった」
被害者の男性（40代）
「やり取りしている時は楽しかった。お金の話がからむまでは」
男性が好意を寄せると…。

加藤被告　※男性とのやり取りから
「亡くなった母から引き継いだ借金がある」
「借金の返済に50万.円用意してほしい」

加藤被告は、男性から現金50万.円をだまし取ったとみられています。

23日の裁判で、検察側は「ホストクラブにのめりこみ、通うために詐欺を繰り返した犯行は短絡的かつ身勝手」などとして懲役4年を求刑しました。

一方、弁護側は「一部を除く被害者とは示談が成立している」などと執行猶予付きの判決を求めました。

男性は裁判が終わった直後に加藤被告とすれ違いました。その時、加藤被告は…。

被害者の男性（40代）
「裁判が終わった後に法廷から出る時に加藤被告とすれ違った。僕が被害者というのは全く気付いていない感じだった。やっぱり気付いていないんだ。
何も感じてないんだとすごく思った」

判決は来月6日に言い渡されます。