政府 来年度の実質GDP伸び率 プラス1.2％程度の予測。力強い賃上げに伴う消費増と設備投資が押し上げ

政府は、来年度予算案の前提となる経済成長率の見通しを25日の持ち回り閣議で了解しました。

それによりますと、来年度のGDP＝国内総生産の伸び率は、物価の変動を除いた実質で、プラス1.2％程度の見通しになるとしています。

あわせて発表された今年度の成長率の見通しは0.4％程度で、これを上回る水準です。

賃上げが進み物価の上昇が落ち着くことで個人消費が1.3％程度伸びるほか、企業の収益の増加が続くことを背景に設備投資も3％程度拡大するとしています。