【兵庫県知事選】斎藤叩きの本質的な理由「幹部公務員の天下り規制をしたから兵庫県幹部が怒り狂ってる」

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橋本健氏「県職員OBの天下りの規制が素晴らしいと思う」

県職員の天下り先として兵庫県内には30以上の外郭団体があり、県庁の職員は定年後に外郭団体で働いていました。斎藤氏は、外郭団体のルールを厳格化し、辞める年齢要件も70歳から65歳に変更。退職しても70歳まで働けると思っていた方たちが「5年分の給料どないしてくれんねん！」と怒っていると橋本氏は解説しました。

MC鈴木も、天下りの規制は「圧倒的に政治的エネルギーがいる」と言及。県庁職員を、敵に回す話を実現した斎藤氏はスゴイと語ります。

MC鈴木「この話が、今回の一連の話に繋がって……」

橋本氏「もちろん全部が全部とは言わないですよ。だけど、1つの大きなきっかけにはなっていると思います」

橋本氏は「本当に必要な外郭団体は当然必要だからそのままでいい。（職員の）生涯年収を調整するための組織になっているとしたら、これはやっぱり大問題で論外。本来であれば、職員の給与削減もいいけど、定年までの間に、相応の対価がもらえるように公務員の制度を変えていかなければいけない」と主張しました。

一方、橋本氏は「県職員は天下り規制されて嫌だなあとふんわりと思う人はいたとしても、若い職員はそんなこと考えない。はるか未来の話だし」とコメント。天下り規制に関して、反発が大きいのは幹部だと指摘しました。「あと何年で俺がそこに行くのに」と思っていた方が、知事への不満が高まっているのではないかなと推察しました。

不信任決議案が全会一致で可決されたのも、百条委員会で専門家が3月の文書配布は外部公益通報と証言して、告発者捜しが公益通報保護法違反行為と判断されたからだし