国産小麦の活用進む。日本の小麦は、やはり一味違う。知らんけど

コンビニ各社で国産小麦活用進む　食感向上　安定調達　「安心」イメージ追い風に

ファミリーマートでは、調理面カテゴリーに使用する小麦粉の約9割が国産小麦となる。一部商品では国産小麦使用をパッケージでアピールしており、安心や安全を求める消費者ニーズを狙う。同社ではどら焼きなどの半生菓子などでも国産小麦を使用している。

　小麦は、国産シェアの拡大が求められている。農水省見通しによると、2024年度の小麦の国内需要量は556万トン。対して24年産の国内生産量は100万トンで、全体需要量の18％にとどまる。

　国産小麦の増産に向け、製粉業者や実需が求める量と質の安定が課題だ。近年は、パンや麺に向く硬質小麦の作付け比率が高まっており、「国産の品質が底上げされてきた」（大手製粉業者）との評価もある。ニーズの高まりを国産の増量へとつなげられるか注目が集まる。（鈴木雄太）

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