都道府県幸福度ランキング 1位福井 2位東京 3位富山 4位長野

「幸福度ランキング」 福井県が６回連続で総合１位

健康や文化などの分野ごとの統計をもとに、民間のシンクタンクが都道府県の「幸福度」を算出し、独自にランクづけした「幸福度ランキング」が発表され、福井県は６回連続で総合１位となりました。

「幸福度ランキング」は民間のシンクタンク「日本総合研究所」が健康や文化、教育など５つの分野で、国の統計などをもとに都道府県の「幸福度」を算出し、独自にランクづけしていて、２年に１度、発表しています。
ことしのランキングが１１日、発表され、福井県は６回連続で総合１位となりました。
分野ごとの評価では、「教育」が７回連続で１位となっていて、内訳をみると不登校の児童の少なさを示す割合と余った教室の活用率が全国で最も高くなっていることが評価されました。
一方、「文化」の分野は、文化活動などのＮＰＯの認証数が全国でも最低レベルになったことなどから３７位となっていて、課題となっています。
福井県以降の順位は、２位が東京都、３位が富山県、４位が長野県と続き、北信越地域が上位を占めました。

このランキングを監修した日本総合研究所の寺島実郎会長は「福井県が６回連続でトップを走り続けていることにとても驚いている。産業基盤がしっかりしていて、３世代同居による持ち家率の高さなども精神的な安定につながっているのではないか」と評価しました。
その一方で、「福井が弱いのは文化力だ。地場の産業基盤に立脚して、そこに住んでいることに喜びを感じるような知恵を出して、さまざまな新しい文化的な試みや住民参加型のプロジェクトを力をあわせて企画し、成功させていくような展開があれば、文化力も変わってくると思う」と指摘しています。

ps://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20241011/3050019028.html
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