ジャーナリスト「ケンモメンは馬鹿！ 首都高でトラックが止まって暴れたからって、その会社の他の社員の事を考えたら叩けないだろ！」

トラックが首都高ふさぎ停車　運送会社のIBトランスポートがお詫び
https://smbiz.asahi.com/article/15440428

首都高トラックの「車線ふさぎ」動画炎上！ ドライバーの勤務先を激しく罵る「正義の味方」は、
中小企業のSNS被害を想像できないのか？

これは運送会社に限ったことではないが、従業員が不祥事を起こすと、
「その会社に対する責任を問う声」
がSNSで必ずといっていいほど上がる。
その結果、企業は社名変更を余儀なくされたり、廃業や倒産といった最悪の事態に陥ったりすることもある。

過去にも、所属するドライバーが重大な交通事故を起こした運送会社が、その後経営が立ち行かなくなり倒産した例が存在する。
また、従業員からの労働争議がSNSやネットを通じて広く報じられた結果、廃業に追い込まれたケースもある。

当然ながら、会社には従業員に対する監督責任があり、不祥事に対する責任もある。
しかし、倒産や廃業に追い込まれるのは行き過ぎではないだろうか。
今回のあおり運転の事案では、SNSで加害者のドライバーが所属する運送会社を名指しし、

「こんな会社はつぶれればいい」といったような発言があった。

しかし、その会社には約200人の従業員がいる。このような乱暴な発言をする人たちは、
たったひとりの暴発ドライバーの行動が、
「真面目に働いている他の従業員」
の生活を奪うことになると考えていないのだろうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b42125c3baf037b1775172c90721b28301092c7c