終了報道のTBS『ジョンソン』がYouTubeチャンネル開設　ファン歓喜も「タイミングが謎すぎる」

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終了報道の『ジョンソン』がYouTubeチャンネル開設　ファン歓喜も「タイミングが謎すぎる」

　
　昨年10月にスタートしたバラエティ番組『ジョンソン』（TBS系）が、9月末で終了すると報じられている。TBSから正式な発表はないものの、レギュラー出演者からは暗に認めるような発言も出ている中、ジョンソンの公式Xが1か月ぶりに更新された。投稿では、「このようなものを始めております」とYouTubeチャンネルの開設を伝えている。

　かまいたち、モグライダー、見取り図、ニューヨークが出演し、“本気の先に笑いがある”をコンセプトに『リンカーン』でも人気だった「芸人大運動会」や様々な新企画に挑戦してきた『ジョンソン』。

　しかし、初回放送から平均世帯視聴率4.6％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）と低迷し、その後は3％台になり、2％を切ることもあった。

　視聴率低迷により早い段階から「打ち切り説」が囁かれていたが、ついに現実となる。5月は2時間SPが1回、6月は0回とほぼ放送されておらず、番組公式サイトでも「次回をお楽しみに！」とあるだけで放送予定は示されていない。

　なおTBSテレビの龍宝正峰社長は3日、定例の記者会見で「個別の番組に関する説明は、9月にお話しするタイミングがございますので、それまではお控えさせていただきたい」とし、『ジョンソン』の終了について語ることはなかった。

　こうした状況に、ネット上では「もうこのまま終わってしまうのではないか」と懸念の声があがる中、9日に突然「梅雨明けも近づき夏本番も迫ってまいりましたが、この度、ジョンソンでこのようなものを始めております」と、公式アカウントから久しぶりの投稿があった。

　これまでXとインスタグラムで次回の予告やオフショットを発信してきたが、このタイミングでのYouTubeチャンネル開設に「めっちゃ嬉しい！」と喜びの声がある一方で、「番組終わるのになんでこのタイミング？　謎すぎる」「休止ばかりで淋しいです。YouTubeも嬉しいですけどレギュラー放送お願いします」「次の放送はいつでしょうか。このまま終了ってことはないですよね？」など、戸惑いの声も多数見られる。

　これまでに公開されたのはショート動画3本で、1本目はモグライダーの芝大輔が美容室で頭髪に火をつける「ファイヤーカット」に挑戦する様子が映っている。最初は目の前で燃える炎におののき「あっつい！」と叫ぶ芝だったが、リーゼントの仕上がりには満足している様子だった。

　『ジョンソン』と同じく放送開始から1年で番組終了が報じられている『オドオド×ハラハラ』（フジテレビ系）は、これまでと変わらずレギュラー放送を続けている。しかし、MCを担当するオードリーやハライチのファンからは、「この2組を使って、芸能人、有名人の豪邸訪問クイズって…」と企画に対する不満の声が見受けられ、打ち切りを噂されながら放送を続けることの難しさが浮き彫りとなっている。

　『ジョンソン』の終了は視聴率低迷が理由と報じられているが、企画や出演者に対する根強いファンも多く、終了を惜しむ声も少なくない。仮にレギュラー放送が終了しても、YouTubeチャンネルなどで『ジョンソン』のコンテンツが発信され続けるのか、注目される。