世界で大人気らしいけれど売上鈍化から減収減益

https://n.news.naver.com/article/015/0004986690

日本市場を席巻していた韓国企業が減速
入力2024.05.20.午後4:24 修正2024.05.21.午後3:20

　20日の『IT業界』によると、日本インフォコムの電子漫画事業の売上高は今年第1四半期に150億円(約1335億ウォン)を記録した。126億円の昨年同期より売上が19%増加した。日本でウェブトゥーン・電子漫画プラットフォーム「ピッコマ」を運営するカカオピッコマの第1四半期の売上高は1220億ウォンに留まった。
　インフォコムは、漫画サイト「メチャコミック」を運営している。電子漫画だけでなく、縦スクロールのウェブトゥーン形式も提供しており、カカオピッコマと同じビジネスモデルだ。

　日本でウェブトゥーン事業を始めたカカオだが、ウェブトゥーン事業に以前のような伸びはない。カカオピッコマの第1四半期の売上高は7%増にとどまった。韓国ウォンに換算すると、売上高はウォン安の影響で1281億ウォンから1220億ウォンと5%も減少した形だ。カカオのコンテンツ事業の第1四半期の売上高は2286億ウォンから2270億ウォンと0.7%減少した。
　成長鈍化を迎え、カカオピッコマは日本での優位性を確立する方向に事業戦略を変えた。欧州法人の撤退を決定したのも日本市場に集中するためとしている。日本全国出版協会によると、電子漫画本を含む日本のデジタル漫画市場規模は4830億円(約4兆2100億ウォン)と、前年よりも8%増加した。コンテンツ業界では、日本の漫画市場でデジタル漫画が占める割合が70%、ウェブトゥーンは15～20%台にまで拡大するとみている。