【幸せおじさん製造所】法律婚のすごく面倒な「名字変更」夫婦別姓の選択肢、女性44％が「あり」も　当事者になれば大きなハードルが

※調査期間：2023年7月24日～8月7日、「婚活事業を複合展開する株式会社IBJ」調べ

【幸せおじさん製造所】法律婚のすごく面倒な「名字変更」　夫婦別姓の選択肢、女性４４％が「あり」も　当事者になれば大きなハードルが – zakzak：夕刊フジ
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くどうまおり　2024.2/19 15:30

　結婚を機に夫に名字を変えてもらいました。銀行名義の変更、会社への連絡、運転免許証、保険証、マイナンバーカードなど名義変更の手続きがとても大変そうで、そのつど、申し訳ない気持ちになっていきます。

そんな私に、「せっかく工藤さんのために名字を変えたんだから、そんな風に思わないで」と優しく言ってくれる夫に毎回心が救われています。

法律婚をして姓を変える人は、女性が圧倒的に多く全体の約９５％を占めています。つまり、多くの女性がこのような書類の手続きをしていると思うのですが、あまり男性側から「相手の名字を変えてしまって申し訳ない」という言葉を聞いたことがないなと、ふと思いました。

女性側が変えるのが当たり前だという価値観だからなのか、もしくは相手の女性が男性側の名字になることに対して喜び、うれしそうに手続きをしているからなのかは、わかりません。

ですが、少なくとも私の周りの法律婚をした女性に、名字を変えた話を聞くと「すっごく面倒だった」と、ゲンナリした顔で語る人が圧倒的に多いのです。

パートナーが名字を変えてくれたことに対し何の感謝もしていない人は、今からでも遅くないので、労（ねぎら）いの言葉やお礼などを伝えてもいいのでは。今後、選択的夫婦別姓が認められることがあればお互いに名字を変えなくて済むのですが、それはまだまだ先になりそうですね。

「選択的夫婦別姓」について、結婚相談所ネットワークのＩＢＪが婚活中の男女１６８２人に調査したところ興味深い結果が出ました。「夫婦別姓をどのように思いますか？」という問いには、男性２０・１％、女性４４・５％が「あり（良い）」と回答し、男女で２倍以上の認識差があったのです。「あり」と回答する女性の意見として「氏名変更の手続きが面倒だから」という声も多くありました。

やはり、名字変更の手続きは、当事者になれば大きなハードルを感じるできごとなのです。

　■■くどうまおり　津田塾大学数学科卒。大手人材会社を経て、セクシュアルウェルネスメーカー、ＴＥＮＧＡの広報に転職。女性向けセルフプレジャー・アイテムブランドｉｒｏｈａのＰＲなどに携わった後、フリーランスに。（略）

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