【大阪】3歳の孫に暴行を加え死亡させた罪　４８歳祖母に懲役8年の実刑判決　牛丼店や自宅で繰り返し暴行

12/13(水) 15:00配信　読売テレビ
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a8596ec5600ed03a592895bd591e447e078a706

　2021年、大阪府寝屋川市で3歳の孫に暴行を加えて死亡させた罪に問われている祖母に対し、大阪地裁は13日、懲役8年の実刑判決を言い渡しました。

　介護職員の寺本由美被告（48）は、2021年7月、寝屋川市内の牛丼店で、当時3歳だった孫の豊岡琉聖翔ちゃんの頭を殴った暴行の罪と、その後、自宅に帰ってから頭などに何らかの暴行を加えて死亡させた傷害致死の罪に問われています。

　11月から始まった裁判員裁判で、寺本被告は「牛丼店に行った際に一度叩いたが、それ以外は暴行をしていない」と述べ、暴行の罪は認めた一方で、傷害致死の罪は否認しました。

　弁護側は、「被告人の家は、物が雑然とおいてある、いわゆる“ごみ屋敷”の状態で、琉聖翔ちゃんが夢遊病によって徘徊する中で、自ら転倒や転落した可能性があり、事件性はない」などと主張していました。

　一方、検察側は、「被告は以前から琉聖翔ちゃんに暴力をふるっていた。解剖結果から、けがは暴行によって生じたものであり、当日、琉聖翔ちゃんがなかなか寝ないことに腹を立てて犯行に及んだ」などと指摘。

　「わずか3歳で、両親にも会えずに人生の最後を迎えたという結果は重大で、反省の態度も見られない」と指摘し、寺本被告に懲役9年を求刑していました。

　13日の判決で大阪地裁は、「遺体の状態に関する医師の証言や現場の状況などから、被害者が自ら転倒や転落して致命傷になったとは考えにくく、当時一緒に家にいた被告人の暴行によるものだと考えられる」と指摘し、寺本被告に懲役8年の実刑判決を言い渡しました。

方や殺してないのに１８年だったり
被害者に落ち度があっても男なら２５年とか喰らうのに