トランプを崇拝するアルゼンチン新大統領はアニメ好き

アルゼンチン大統領に「変人」　PR戦略に日本のアニメ好き側近の影
https://www.asahi.com/articles/ASRD87KVXRD8UHBI01J.html

　南米アルゼンチンで10日、「政界のアウトサイダー」を自認するハビエル・ミレイ氏（53）が大統領に就きました。歳出削減の意味を込めて集会でチェーンソーを振り回し、崇拝するのはトランプ米前大統領。そんな個性派のミレイ氏が率いる国は、どこへ向かうのでしょうか。アルゼンチン政治に詳しい日本貿易振興機構アジア経済研究所の菊池啓一・主任研究員に聞きました。
　
　――ミレイ氏は選挙戦で、日本のアニメを活用していました。

　選挙中のミレイ氏のX（旧ツイッター）の投稿には、決めぜりふの「自由万歳だ、この野郎！」の文言とともに、漫画「ドラゴンボール」の主人公、孫悟空に扮したミレイ氏が、当時の閣僚や大統領選の候補者に対し、必殺技「かめはめ波」を撃とうとしている画像も登場します。選挙キャンペーンは巧みでした。

　――チェーンソーを振り回す演出も注目を集めましたね。