｢対馬の仏像は韓国のものではなく日本のもの｣ 韓国最高裁が決定、7年半に渡った裁判に終止符

問題になっているのは、長崎県指定文化財に指定されている観音寺の「観世音菩薩坐像（ぼさつざぞう）」。
2012年10月に韓国人窃盗団が観音寺から盗んだ。仏像を売却しようとした窃盗団を韓国の捜査当局が摘発し、仏像を押収。現在は韓国政府が保管している。

像内にあった記録物には高麗時代の1330年を示す年号などが記されており、韓国中部・瑞山（ソサン）にある浮石寺（プソクサ）が16年4月、
「数百年前に日本の海賊集団『倭寇（わこう）』に略奪された」と主張し、提訴した。