吉田麻也「労働時間が長いのも同じ理由だと思う」日本の長く練習する風潮に苦言

「夏の甲子園で優勝した慶應義塾高等学校（神奈川県）野球部は、髪型も自由で練習時間も短いそうですが、麻也さんは練習時間が短いことをどう思いますか？」

吉田：海外の監督は“決められた時間のなかでクオリティや質を上げていこう”という考え方だけど、日本は質じゃなくて量でカバーしようとするんですよ。日本人の労働時間が長いのも同じ理由だと思うんですけど、結果ではなくて（練習を）やった量で評価するというか“居残り練習をすることが偉い”と考えられているので、そこが欧州（の指導）とは違うんですよね。

だから、僕はいつも日本の練習は長いなと思います。Jリーグとかの話を聞いていても“選手がうまくなるため”というよりも、監督自身が満足したいからやらせているんじゃないか？ という練習が多いなと個人的には思います。

とはいえ、若いときに何でもかんでも効率を重視してしまうと、効率でしか動けない人間になっちゃって踏ん張れない大人になるんじゃないか、とも思うんですよ。

学生のときって、理不尽なことがたくさんあったじゃないですか。“なんでこんなことをさせられるんだ”“なんでこんなことをやらないといけないんだ”ということを乗り越えて、精神的に強くなるのかなと僕は思います。だから、ある程度は学生時代に理不尽なことを乗り越える力を身につけることも必要なのかもしれないな……とも思っています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4b57a0437460b29799b66ebecb91db362d24324e

これが無理だから量で補ってんだよ……

本当に短いのは他の高校では

サッカー部はお気楽で全国とか言い出すと面白いかもな