県職員の吉田さん、ミス・ジャパン県代表に選ばれる 28日に日本大会へ

【動画】吉田さん（県職員）、ミス・ジャパン県代表に　２８日に日本大会臨む　「佐賀の魅力、全国へ」

2023Miss　Japan（ミス・ジャパン）日本大会に、佐賀県代表として県職員の吉田愛さん（25）が出場する。7月に開かれた佐賀大会ではスピーチで地元・佐賀への愛を語り、特技の書道を披露してグランプリに輝いた。
「堅いイメージがある公務員だからこそ、一歩踏み出す勇気を与えられるはず」との思いを胸に、28日の日本大会に臨む。

　佐賀大会では自己PR、スピーチ審査、ダンスパフォーマンスに臨んだ。吉田さんは得意の書道でPRし、名前の一文字「愛」を大書した書を披露し、会場にインパクトを残した。スピーチでは「生まれ育った佐賀の魅力を全国に伝えていく」と郷土への愛を語った。
グランプリに選ばれた瞬間を「できることは全て行い、思いを伝え切るという強い意志があったので自信はあった」と振り返る。

　佐賀市出身の吉田さんは、若い頃から二つの夢があったという。県職員になる夢は実現し、佐賀中部保健福祉事務所で主に小児慢性疾患の支援を担う。
もう一つの「アイドルになる」という夢も、「県代表としてたくさんの人の前に立つことで、ほぼかなえられる」。日本大会のステージに立つ日を楽しみにしている。

　日本大会に向け、苦手なスピーチや発声、ウオーキング練習に力を入れている。
13日には山口祥義知事を表敬訪問し、「SAGAアリーナなど新しい佐賀の良さと、地元で昔から親しまれている店など昔からの良さをアピールしてきてください」と激励を受けた。

　「佐賀の良さを知ってもらう大きなチャンス。支えてくれている皆さんや佐賀大会のファイナリストの思いを背負って、堂々と自分を表現したい」と吉田さん。2023ミス・ジャパンを目指して大会に臨む。（松尾綺子）

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