ゼレンスキー「酒場で飲んでる暇あったら戦場で戦え！」ナザレンコも遂に年貢の納め時へ

　【ベルリン時事】ウクライナ北西部ルツクで15日、ロシア軍によるミサイル攻撃があり、少なくとも3人が死亡した。

　現地メディアが伝えた。一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は14日に東部バフムト方面の前線を訪問。ビデオ演説で、「国全体が心血を注ぐべきだ」と総動員で部隊を支えるよう訴えた。

　ウクライナ空軍によると、15日未明に少なくとも28発のミサイルが発射され、うち16発を撃墜。しかし、一部が西部リビウの住宅地やルツクの工場などに着弾したもようだ。東部ドニプロも標的にされ、けが人が出た。

　主戦場の一つとなっているバフムト方面の拠点を訪れたゼレンスキー氏は「未来は皆に懸かっている。大事なのは自分を気遣いつつ、勝利に向かって進むことだ」と激励した。国民に向けては「前線では命をささげて戦っている。酒場やクラブに行くのではなく、他のやり方で兵士を助けなければならない」と述べ、引き締めを図った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8969862794f6da4e9f8b4b9cf51e0125d0fc10a1