美容室の利用額、過去最高に。若い世代に「派手髪」浸透

　ピンク、緑、青、紫…。カラフルな「派手髪」を街でよく見掛けるようになった。マスクで顔が隠れていたコロナ禍を経て、髪色でおしゃれを楽しむことが一般化したようだ。好きなアイドルやアニメキャラをまねる「推し活」と在宅勤務の広がりが、背景にある。

【画像】若者の間で広がる「派手髪」（計5枚）

　鏡で自分の髪色を見るたび「推し」を身近に感じてテンションが上がる。広島女学院大3年の矢加部叶子さん（20）はジャニーズの「SixTONES」の京本大我さんの大ファン。今春、東京ドームであったライブを前に、髪色を京本さんのメンバーカラーであるピンクにした。

　1カ月後、青に変えた。もう一人の推しは「なにわ男子」の高橋恭平さん。ライブチケットが当たるよう願掛けの意味を込めてメンバーカラーの青に染めた。「服や持ち物以上に、体の一部にメンバーカラーを入れるのは最上級の愛情表現。ライブで見つけてもらえる確率も高まる気がする」と満足そうだ。

　美容室代は毎回2万～2万5千円。発色をよくするために髪をブリーチ（脱色）してから染めるので値が張るが、出費は惜しまない。飲食店のバイトを二つ掛け持ちし、週4日働く。「自己満足ですが、推しのためなら散財上等」。次の髪色を考えるのが今の楽しみだ。

　美容室にお金をかける人が増えている。リクルート（東京）の調査研究機関「ホットペッパービューティーアカデミー」の2022年度調査によると、1回当たりの平均利用額は7345円。2012年（6679円）の調査開始以来、最も高くなった。理由の一つが髪を染める人が増えたこと。美容室でカラーを利用した人は53・7%で、20代女性では6割を超える。

　冒険したい。でも目立ち過ぎたくない―。そんな人た…

詳細はサイトで
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7842e75d370d76a65c9773b70c3ffc5e62f4eb3

さすがに鬼滅は関係ないだろｗｗ