アメリカに潰された「ファーウェイ（華為技術）」、今年中にスマートフォン業界へ復帰できる模様

ファーウェイ、５Ｇスマホ年内復帰も　米禁止令克服へ＝調査会社

https://jp.reuters.com/article/china-huawei-tech-phones-idJPKBN2YS09X

[深セン（中国） １２日 ロイター] – 中国の通信機器大手、華為技術（ファーウェイ）は今年末までに第５世代（５Ｇ）スマートフォン業界への復帰を計画している。

技術調査会社３社が顧客との守秘義務契約を理由に匿名でロイターに明らかにした。

米国の機器販売禁止令によって打撃を受けた消費者向け電子機器事業の復活を示唆するもので、５Ｇスマホ市場への復帰は約３年間「サバイバル」モードだとしていた同社にとって勝利となる。

調査会社３社はファーウェイのサプライヤーを含む業界筋の話として、ファーウェイは中国半導体大手の中芯国際集成電路製造（ＳＭＩＣ）とともに、自社の先端半導体設計ツールを利用して国内で５Ｇ半導体を調達できるはずだと明らかにした。

ファーウェイはコメントを避けた。ＳＭＩＣはコメント要請に応じなかった。

ファーウェイの消費者向け事業の売り上げは２０２０年に４８３０億元（６７０億ドル）でピークを付けた１年後には約５０％減少。

米国の一連の規制によって最先端モデルの生産に不可欠な半導体製造ツールへのアクセスが制限されたため、ファーウェイは備蓄半導体を使った限定数の５Ｇモデルしか販売していない。