【静岡】富士の暴力団「桜井総家」解散　静岡県警、57年ぶりの提出式

静岡県富士市を拠点に活動していた暴力団「十代目桜井総家」が二十六日、富士署に解散届を提出した。
総長の五十代男性が署を訪れ、楠ケ谷良巳（くすがやよしみ）署長に手渡した。
暴力団が自ら解散を申し出るのは異例で、県警では五十七年ぶりの「提出式」
として執り行われた。
　県警捜査四課によると、桜井総家は一九二一年に前身組織が結成され
県東部を中心に活動。勢力拡大に伴い、九三年には県公安委員会から指定暴力団に指定されたが
幹部の引退や組員の移籍が相次ぎ、二〇〇五年に指定は取り消されていた。

続きは東京新聞 2023年5月27日 08時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/252763

　楠ケ谷署長は男性に「今の決意を忘れず、健全な社会生活を送ってほしい」と述べた。