猪苗代湖ボート母子死傷事件、加害者がマスコミに勝訴。

猪苗代ボート事故訴訟で和解　　共同通信社が謝罪、解決金支払い　（テレビユー福島） – Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/30b639a9bc916f20e031983af234002bca004a97

2020年、猪苗代湖で3人が死傷したボート事故で業務上過失致死傷の罪に問われている被告が誤った報道で名誉を傷つけられたとして、通信社などを訴えていた裁判で和解が成立しました。

2020年9月、福島県会津若松市の猪苗代湖で3人が死傷したボート事故をめぐって、ボートを操縦していた佐藤剛（つよし）被告（45）は、配信された記事で名誉を傷つけられたなどとして、共同通信社と記事を掲載した福島民報社にあわせて3300万円を求める裁判を起こしていました。

佐藤被告側は「同乗者が撮影した動画に、異変に気付いて慌てる関係者の声が記録されていた。佐藤被告が同乗者に事故のことを口止めしていた。」などとした共同通信社の記事は間違いだと主張していました。

これまでに動画の存在や口止めの事実は確認されておらず、裁判では16日、共同通信社がおわびの記事の配信や解決金を支払うなどの条件で、和解が成立しました。金額は非公開でした。
共同通信社と福島民報社は「確認取材が不十分で、現時点で事実と確認できない内容の記事により、佐藤被告の社会的評価を低下させたことをお詫びします。」とコメントを発表しました。

佐藤被告は「私の主張が裁判所に十分認められたため、早期の和解に応じました。報道機関には自身の職責をしっかりと認識してもらいたいと思います。」とコメントしています。

この事故で業務上過失致死傷の罪に問われている佐藤被告はことし3月、福島地裁で禁錮2年の実刑判決を受け、控訴しています。

これでどうやってそんな金持ち生活送れるんだ？