【沖縄】親とはぐれた？　漁港内に迷いオキゴンドウ　専門家「めったにない」浦添市

浦添市の牧港漁港内に２３日、体長２～２・５メートルの野生のイルカ１頭が迷い込んだ。
沖縄美ら島財団の職員が目撃現場に駆け付けて確認したところ、鯨類の一種であるオキゴンドウだという。
目撃者によると正午前から姿を見せ、午後４時現在まで漁港内にいた。

同財団によるとオキゴンドウは沖縄本島周辺などの沖合に群れで生息し、雄は６メートル、雌は４メートルにまで成長するという。迷い込んだイルカは性別不詳で体長から生後２歳未満だとみている。

現場でイルカを確認した同財団海獣課の仲宗根亮さんは、親とはぐれて漁港に迷い込んだ可能性が高いと推測。
「本来は沖合に生息していて、漁港内に迷い込むのはめったにない。自力で沖合に戻ってほしい」と話した。

《後略》

（社会部・玉那覇長輝）

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親とはぐれた？　漁港内に迷いオキゴンドウ　専門家「めったにない」　沖縄・浦添市
沖縄タイムスプラス　2023年4月24日 7:30
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1141037
（写図説明）浦添市の牧港漁港内に迷い込んだイルカ＝２３日