【サッカー】Ｗ杯優勝アルゼンチン代表は６月に中国で試合へ　コスタリカや南米勢と対戦

カタールW杯で優勝したアルゼンチン代表が、6月の国際Aマッチデー期間に破格の招待料で〝中国ツアー〟を行う見込みとなった。

アルゼンチンは3月にホームで凱旋試合を行った後、6月は遠征を計画している。そうした中で、中国での試合開催が有力となってきた。

アルゼンチンメディア「Infobae」は「FWリオネル・メッシなどの選手がフィールドにいることは、主催者にとって大きな魅力となる。地球上でナンバーワンのサッカーチームの新しいお披露目の目的地は、遠く離れたアジアになるだろう」と報道。続けて「アルゼンチンサッカー協会は、代表チームを中国に連れて行き、コスタリカ代表と親善試合を行う高額のオファーを受け取っている」と詳細を伝えた。

中国側はアルゼンチン代表を招待するが、自国のチームと対戦するのではなく会場だけを提供して2試合を開催する契約。アルゼンチンは9月から始まる2026年北中米W杯南米予選を前に強豪国との対戦を希望しており、カタールW杯で日本を撃破したコスタリカにまず白羽の矢が立った。

そしてもう1試合は「テストを続行するために、南米のライバルと2試合目を行う。検討されているオプションは、コロンビアまたはエクアドルだ」と指摘。W杯予選を前に、南米の強豪との対戦で強化を図る。

中国側から巨額マネーが懐に入る上に、強豪国との対戦が叶うとあってアルゼンチン代表にとっては一石二鳥の中国ツアーとなりそうだ。

東スポWEB2023年4月16日 16:33
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/260405