【国際】米紙WSJ記者、ロシアで拘束　スパイ容疑

※2023年3月30日 17:57 (2023年3月31日 4:30更新)
日本経済新聞

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル（WSJ）の記者がロシア連邦保安局（FSB）にスパイ容疑をかけられ、拘束された。ロシアのインタファクス通信などが30日に報じた。AP通信によると、米メディアの記者がロシアにおいてスパイ容疑で拘束されるのは冷戦後で初めてだという。

拘束されたのは米国籍で、WSJのモスクワ支局特派員。中部エカテリンブルクに滞在していたところを拘束された。インタファクスによると、FSBは「米国政府の利益のために、機密情報を入手しようとしていた」とスパイ行為の疑いを主張した。

モスクワの裁判所は30日、記者の逮捕と5月29日までの勾留を認めた。通信アプリ「テレグラム」では、同特派員が民間軍事会社ワグネルの採用活動を取材するためにエカテリンブルクを訪問したなどと伝わっている。

続きは↓
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB308O40Q3A330C2000000/

好きな身分を選べ