【悲報】ウクライナ、戦後復興に向けて欧米各国と韓国を呼んで商談会。もちろんジャップは招かれず🤣

【ワルシャワ=林英樹】ロシアによる侵攻から1年を前に、支援国の企業がウクライナの復興協力への準備を進めている。ウクライナの自治体と各国企業の国際商談会が15日、ポーランドの首都ワルシャワで開幕した。戦争の終わりは見えないが、住宅やインフラの整備など経済活動を支える取り組みはすでに始まっている。

「ウクライナの再建には皆さんの力が必要。対話から始めてほしい」。ウクライナのコズロフスカ・インフラ担当副大臣が各国の企業関係者に訴えかけた。商談会にはドイツや英国など欧州を中心とした22カ国の300社以上が展示ブースを構えた。建設や機械・プラント、電力、食品、金融機関など業種は様々だ。日本企業の姿はみられなかった。

欧米以外で唯一出展した韓国は、サムスン電子やSKグループなど多くの韓国企業がポーランドに進出している。外務省、大韓貿易投資振興公社（コトラ）と共同で参加した。韓国企業団のイローナ・バチェク氏は「初日だけでウクライナの再建事業に韓国の建設会社が複数参加することが決まった」と語る。

ウクライナ政府は復興資金を7500億ドル（約100兆円）と試算する。うち約3000億ドルは住宅や電力設備の復旧、物流網の構築など再建に不可欠な事業で、2023年から順次着手する計画だ。

商談会にはウクライナ国内の23の自治体が参加し、各国企業の関係者と具体的な事業計画について協議した。首都キーウ（キエフ）や西部リビウに加え、激しい戦闘が続くルガンスクなど南東部の都市も対象で、ビジネスが可能かどうか判断しようと治安に関する質問が相次いだ。

クリミア半島とロシアを結ぶ要衝マリウポリでは約4万1500棟の建物のうち81%の約3万3700棟が損壊した。医療機関や教育施設も8割以上が損傷し、復興資金は145億ドルに上るとされる。担当者は建設需要のほか、鉄鉱石・グラファイトの鉱床や国内最大級の貿易港があると訴えた。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR15ELO0V10C23A2000000/