自民・世耕氏「失われた10年には全くあたらない」

自民・世耕氏「“失われた10年”は全くあたらない」　立憲に反発
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5fd22b4359a8de4598016ebd0e6f815ff23028f

2010年に当時の民主党政権が所得制限のない子ども手当を導入したが、自民党はこれを厳しく批判し、第1次安倍政権で、所得制限をもうけた児童手当となった。しかし、自民党の茂木幹事長が、少子化対策として児童手当の所得制限撤廃を訴えたことなどから、立憲民主党は自民党に当時の反省を求めている。

世耕氏は「当時、民主党政権は、事業仕分けで多額の予算が確保できるので、2万6千円をすべての子どもに所得制限なしで配ると言っていたが、事業仕分けで大した財源が確保できない状況が明らかになった」と指摘した。

そして、「失われた10年というのは全く当たらない」とした上で、「我々は、この10年間、いろいろな取り組みをやってきた。出生率を上昇に転じさせてきた実績もある。失業率を大幅に下げて子どもを作る環境整備もしてきた」と強調した。

さらに世耕氏は、「こういうことを言ってるようでは、提案型の政党に生まれ変わることは難しいのではないか」と立憲を批判した。