北海道新幹線効果で、外国人がニセコの不動産を買い漁る　一方、札幌駅ではパセオが閉店

ニセコの外資買い「年200億円超」　円安・コロナは好機
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFC043PE0U2A900C2000000/

北海道のスノーリゾート・ニセコで海外勢による不動産開発熱がさらに高まっている。
新型コロナウイルス禍でインバウンド（訪日外国人）需要が蒸発したにもかかわらず、
年200億円超の海外マネーがコンドミニアム購入資金などで流入する。
主要通貨に対する円安進行が背中を押している。

香港やマレーシア、台湾から資金流入

「ニセコへの海外送金は把握しているだけで年間200億円を超す。
コロナ感染拡大前よりも増えている」。金融機関のニセコ担当者はこう明かす。
香港の富裕層が目立つ。マレーシアなど東南アジア諸国からも送金している。
タックスヘイブン（租税回避地）経由も確認され、台湾から送っている可能性が高いという。

新幹線工事のため札幌駅の商業施設「パセオ」３０日で営業終了
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220930/7000051081.html

北海道新幹線の札幌延伸に伴う工事のため、ＪＲ札幌駅の高架下にある
商業施設「パセオ」が３０日で営業を終了することになり、
閉店を惜しむ多くの買い物客が訪れています。

２０３０年度末に予定されている北海道新幹線の札幌延伸に伴い、
ＪＲ札幌駅では新幹線の高架橋の工事や在来線の高架橋の耐震補強工事が行われます。
ＪＲ北海道ではこれらの工事を行うために、高架下にある商業施設
「パセオ」の空調や電気設備などの撤去が必要になるとして、
「パセオ」は３０日で営業を終了します。

営業最終日の３０日は午前中から多くの買い物客が訪れていて、
なかにはカウントダウンボードの前で記念撮影をする人の姿も見られました。
３０代の女性は「中学、高校のときからパセオに通っていたので
営業終了はさみしいです」と話していました。
また、２０代の女性は「札幌駅に来たときはパセオに必ず来て、
洋服や雑貨を買っていました。絶対にあってほしい場所で
無くなるのが悲しいです」と話していました。

「パセオ」は１９８９年に一部が開業した後、１９９０年に全面開業し、
先月末時点で１８０の店舗が営業しています。