帯広農業高校の教諭、片桐朱璃さん（35）女性の死体を雑木林に埋めて逮捕　夫が通報

　北海道帯広市で、女性の遺体を公園の雑木林に埋めたとして、高校教諭の男が逮捕されました。

　死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、帯広農業高校の教諭、片桐朱璃（しゅり）容疑者35歳です。
　片桐容疑者は５月30日午後８時ごろ、帯広市南町の「帯広の森」の公園の雑木林の土の中に、女性の遺体を埋めた疑いが持たれています。
　警察によりますと、遺体は成人の女性とみられ、道路から10～20メートルほど離れた場所に埋められていました。死後、それほど経過していないとみられています。
　５月30日に、この女性の夫から警察に「きのう（29日）午後に妻が外出してから戻らない」という相談があり、その後、片桐容疑者の話が出ました。
　警察が31日、片桐容疑者に事情を聴いたところ、当初は関与を否定したものの、１日になって女性の遺棄を認め、車で運んだと話したということです。
　そして、片桐容疑者の供述に基づき、雑木林の土を掘り起こしたところ、２日午前２時半ごろ、女性の遺体が見つかりました。
　取り調べに対して片桐容疑者は「女性の死体を、雑木林の中に穴を掘って埋めた」などと話し、容疑を認めているということです。
　警察は、遺体を司法解剖し、身元や死因の特定するとともに、女性と片桐容疑者の関係など、殺人の疑いも視野に調べをすすめています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a84a253e9584d8f442cfc89eed7e6395b6ae3c91