社民党から出馬のキムテヨン氏 「朝鮮人としてこの国に生まれて良かったと思える国・社会。そうした社会にしていきたいです」

キムテヨン（金泰泳）
@Kim_TaeyoungTK

本日、2/26は、#社民党 愛知県連合の定期大会に出席してご挨拶をさせていただきました。

私は在日コリアンとして生きていく中で展望が持てなかった頃、こう考えていました。
「この国に朝鮮人として生まれた不幸。あの町に生まれた不幸。あの家に生まれた不幸」と。（続く）

朝鮮人に生まれるのなら朝鮮半島に生まれればよかったのだ。日本に生まれるのなら日本人に生まれればよかったのだ。
あの貧しくきびしい環境の家庭に生まれたこと…。
私なりの和解もできないまま20年前,父はこの世を去りました。
家族は今回の立候補をとまどいながらも応援してくれています。

そして今日、青春時代にさまざまな葛藤にもがいてきたこの愛知の地で、在日コリアンである私を、「それでいいよ」と言っていただけるみなさんとお目にかかることができました。
残るは、この国、この社会との「和解」です。

朝鮮人としてこの国に生まれて良かったと思える国・社会になってほしいし、そうしていかなければならない。
これは在日コリアンにかぎったことではありません。
外国籍住民、日本人でも社会的弱者少数者の人々、また社会の隅っこに追いやられる人々、きびしい状況に追いやられている人々…

そうした人々がこの国・社会に生まれてよかったと思える社会。
報われなさを感じたまま一生を終わるのではなく、生まれてきてよかったと思える社会。
自分はこの社会で大切にされていると思うことができる社会。
そうした社会にしていきたいです。

https://sn-jp.com/archives/72208