【柔道女子】＜ウクライナ在住・ビロディド＞ロシア侵攻に必死の訴え！「銃撃から午前６時に目を覚ましました。」「死んでしまう」

ロシアのウクライナへの侵攻が始まったと２４日、国内外の複数メディアが報じた。現地在住で東京五輪の柔道女子４８キロ級で銅メダルに輝いたダリア・ビロディド（ウクライナ）が同日、ＳＮＳで状況を発信した。

　ビロディドは近くで銃声が聞こえることを報告。「今日、私はキエフでの銃撃から午前６時に目を覚ましました。言葉を失い、恐怖を感じ、家族と国のために祈るばかりです。ロシアが空爆を始め、戦争が始まりました。最近まで、こんなことが起こるとは思ってもいませんでした。なぜ？なぜ人々の生活を台無しにするのでしょうか？ロシアとベラルーシよ、やめて！私たちは平和を望み、生きたいのです！」とキエフの広場にたくさんの人々が集う写真をアップした。

　さらに、「朝５時に『戦争が始まった』という電話で親を起こすなんて」と、早朝の爆撃で両親に電話をしたことを明かし、「ロシア人、頼むよ！！！街へ繰り出そう！！！ウクライナを救って！！！戦争を止めて！！！お願いします！！！私たちは皆、平和を必要としているのです！！！私たち、あなたの仲間が死んでしまう！！！今すぐ行動を起こそう！！！」「ロシアのニュースで言われているように東部だけへの攻撃ではない。キエフは攻撃を受けています」とメッセージを掲載した。

　ビロディドは２３日、自身の顔写真にウクライナの国旗が重なった画像を掲載。「＃ｎｏｗａｒｉｎｕｋｒａｉｎｅ」「＃ｐｒａｙｆｏｒｕｋｒａｉｎｅ」のハッシュタグ付きで「私は自分の国を愛している、それは私の家であり、私の祖国だ　そして、戦争や絶え間ない脅威のない平和な暮らしがしたいのです」と訴えた。

　ＳＮＳでは戦争反対を訴える声が世界的に広がっている。ウクライナ出身のアスリートらも次々に、「＃ｎｏｗａｒｉｎｕｋｒａｉｎｅ」（ウクライナ戦争反対）などのハッシュタグを添えて戦争反対を訴えている。

2022年2月24日 16時19分
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/21730319/

写真