【あたりまえの世界に奇跡は満ちてる】大規模噴火後に生物がいなくなったと見られていた小笠原諸島 西之島で海鳥蟹ハエ見つかる

小笠原諸島 西之島で生態調査 海鳥やカニの存在確認 環境省

＊ソース元にニュース画像あり＊

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shutoken/20220204/1000076128.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

大規模な噴火活動が起きた小笠原諸島の西之島で環境省が専門家とともに調査を行ったところ、
海鳥や小さなカニの存在が確認されました。
島では、噴火後に生物がいなくなったと見られていて、環境省は、
生態系を考える手がかりになるとして調査を続けることにしています。

小笠原諸島の父島の西、およそ１３０キロにある西之島では、平成２５年から始まった活発な噴火活動で、
島全体が溶岩や火山灰に覆われ、生物はいなくなったと見られています。
環境省は活動の低下を受けて、去年７月と９月、専門家とともにドローンなどを使って
生態調査を行い、３日報告会が行われました。

それによりますと島では５種類の海鳥の繁殖が確認され、このうち「カツオドリ」は
かつての繁殖場所の近くに巣を作っていたということです。
また、海鳥に寄生するハエも見つかりました。

さらに、１１種類のカニも存在し、「カクレイワガニ」は、海岸から１００メートルほどの
陸地に設けた仕掛けの中で、「ツブイボショウジンガニ」は島の周辺に漂流する海洋ごみの上で、
それぞれ確認されたということです。

環境省は人が立ち入らない島での生物の状況の変化は、生態系を考える貴重な手がかりになるとして
調査を続けるとともに、海洋ごみによる影響についても分析したいとしています。

02/04 06:31