識者「建国わずか243年に過ぎないアメリカからきた奴がすでに2679年に歴史を持つ我が日本の文化をしたり顔で語るとはおこがましい」

ソーン氏の発言に対してオタク界隈の「表現の自由」について一家言のある人は言葉を尽くして批判を試みています。
けれども批判や対話は不要でしょう。
「レイシズム」に反対する人々の中には「レイシスト」への批判や対話を行うこと自体に否定的な人もいます。
そうした意見を採り上げることで「レイシズム」を話し合いの場に持ち上げる価値のあるものだと誤解される恐れがあるからです。

こうした主張に対しては、筆者はまだ疑問を持っているのですが、ソーン氏の発言に対しては、この論法を援用してもよいのではないかと思います。
それは最近流行の言葉である「日本人に対するヘイト」だからか。違います、ソーン氏の発言の背景にあるのは《アメリカ帝国主義》そのものだからです。

ソーン氏は発言の中で「海外で」という言葉を用いていますが、それは「アメリカ帝国主義の影響下にある地域」と言い換えた方がよいでしょう。
近年「♯MeToo」という言葉は日本でも流行しています。
日本ではどちらかというと「左翼」とか「リベラル」というカテゴリーでくくられる人が好んで用いているイメージがありますが、これもまたアメリカ帝国主義の新たなプロパガンダに過ぎません。

「左翼」とか「リベラル」が「♯MeToo」を歓迎するのは、彼らが現在の国家体制・世界秩序を継続したまま自分たちの主張を受け入れさせようとする「体制メンテナンス派」であるからです。

建国からわずか243年に過ぎないアメリカからやってきた人物が、すでに2679年に歴史を持つ我が国の文化をしたり顔で語るおこがましさ。
自らの論理を無自覚に世界標準のように語る様は原爆を落とし、ベトナム、イラクと数多の人民の血を吸うことでしか繁栄を享受できない悪魔である「アメリカ帝国主義」の傲慢さを見事に実践しているといえるでしょう。

ソーン氏の発言は、京都精華大学マンガ学部の看板を崩壊させたのみならず、改めて人類最大の敵・アメリカ合衆国が滅ぼすべき存在であることを知らしめているものといえるのではないでしょうか。

（文＝昼間 たかし）

だな1945年から1952年はアメリカの領土でした
だから建国は1952年で正解

というか土地だけで言うたらエジプトとか中国どうすんだよって話