第5波が急に収束した理由､若い世代が去年の4月並みに夜の外出を自粛したからだった　一方中年はワクチンを免罪符に夜の街に繰り出してた

第5波の感染“急減”ナゼ…「接種未完了」の人出減少か 行動制限の緩和どうなる
9/24(金) 19:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/4838cc4fd8c317c7adfb7730164aa5e66821127a

東京iCDC専門家ボード・賀来満夫座長
「入院患者数重症患者数は、いまだ第5波のピークの50%であり、特に重症者用の病床は、いまだステージ4の状況です。
冬には感染拡大が懸念されることもあることから、さらに新規陽性者数を減少させていくことが重要であります」

冬は再拡大が懸念されるので、その前にもっと感染者を減らさないといけないということです。

さらに、24日の会議では、ワクチンの効果を示す新たなデータが示されました。

東京都内で8月以降に死亡し、ワクチンの接種歴が判明した412人のうち、ワクチンを1回も打っていない人は325人と78.9%を占めていたことがわかりました。

賀来座長は「ワクチン接種は死亡を抑える効果がある」と指摘しています。

また、今の第5波の感染者が、ここにきて急な減り方をしている理由について、これがナゼなのか、新たな分析結果も発表されました。

東京都医学総合研究所・西田淳志氏
「感染リスクの高い人々、具体的にはワクチン未接種の方々が、感染リスクの高い場所、すなわち深夜の繁華街に滞留することがお盆前後から急減したということがあげられます」

ワクチン接種を完了していない世代が、夜の外出を控えたと指摘しています。

人出自体は、お盆以降増えているとの指摘があり、懸念されていました。しかし、詳しく分析してみたら、ちょっと違う様相がみてきたといいます。

「東京の新規感染者数」と「東京の繁華街の夜間の滞留人口」、つまりレジャー目的で夜外出していた人の数について、
これまでは、人出が減ったあとで、時間差で感染者も減ることを繰り返してきましたが、今回はちょっと違います。

宣言が出て人出は減ってきてはいるものの、お盆以降は増加に転じています。専門家が注意喚起してきたことです。
この人出の内容について、年代や、ワクチン接種の有無を加味して分析したデータが出ました。

人出の年代を調べて、その年代のワクチン接種の割合を掛け合わせると、8月中旬ごろから「ワクチン接種を完了していない」、
つまり感染リスクの高い人は、去年の4月ごろと同じくらい外出を自粛していることがわかりました。

「ワクチン接種を完了していない人」の人出が下がっている間に、ワクチンの接種が進んだということもあります。
ただ、先ほどの西田氏は「お盆明けに繁華街に出たのは、主に40代以上の中年世代が中心。ただその世代に接種が進み、感染者は減少したのではないか」、
そして「また『若い世代』が夜の外出を控えたことが感染を抑えることに繋がった」と分析しています。

つまりワクチンの効果、そして、接種してない若い世代も頑張って自粛し、感染者の減少に繋がったのではないかという分析です。

未接種の人たちは自粛生活を延長してもらう必要があるのか……
ワクチンは無料だけどPCRは安くて4,000円くらいだから2週間に一回だと毎月10,000円ほどの出費か。辛くね？