日本三大髪型を変えない男の1人北澤豪が日本代表を酷評　「サウジや豪州に『日本は強い』と思わせることができていない」

◆カタールＷ杯アジア最終予選　日本１―０中国（７日、カタール・ドーハ）

　一番の収穫は勝ち点３を取ったことだ。しかし、今後、対戦するサウジアラビアやオーストラリアに「日本は強い」と思わせることができたわけではない。

　トップ下に久保、左サイドに古橋の布陣は当たった。久保は中央の狭いエリアでもゴールに向かってプレーし、チームに推進力を与えた。
古橋は左のエリアだけではなく、ゴール前への飛び出しを見せるなど攻撃のファーストアクションとなった。右サイドの伊東を含め、２列目は良かった。

　１トップの大迫は少し引きながらも決定力はさすがだった。ただ、終盤、フレッシュな選手を投入し、最前線からプレスをかけるという戦い方もあったのではないか。
選手交代によって安定感が崩れることもあるので、交代のタイミングは難しいが、いつも大迫に頼るわけにはいかない。

　２戦を終えてＢ組の勢力図が見えてきた。勝ち点０の中国、ベトナムから確実に勝ち点６を取ることがＷ杯に行くための条件になる。（スポーツ報知評論家・北澤豪）
https://hochi.news/articles/20210908-OHT1T51225.html