アメリカ「アフガン情勢の国際会議開くぞ　タリバンやばいわ」

アフガニスタン情勢をめぐり、アメリカはドイツなど関係国の外相らと意見を交わすオンラインの国際会議を
開くことになり、新政権樹立に向けた最終的な調整を進めている武装勢力タリバンをけん制するとともに
関係国の足並みをそろえるねらいがあるものとみられます。

アメリカのブリンケン国務長官は3日記者会見を開き、今月8日にドイツを訪問しマース外相とともに
アフガニスタン情勢について関係国20か国以上の外相らがオンラインで意見を交わす国際会議を開催することを
明らかにしました。

会議ではアメリカ人や協力者などがいまも現地に残るなか、移動の自由や女性の人権の保護に向けた
タリバンの取り組み状況を確認するということです。

ブリンケン長官は「これらの状況は世界中の多くの国が注視している」と述べ、新政権樹立に向けた最終的な
調整を進めるタリバンをけん制するとともに関係国の足並みをそろえるねらいがあるものとみられます。

また、ブリンケン長官はドイツ訪問に先立って今月5日から中東カタールの首都ドーハを訪れるほか、
オースティン国防長官も同じ5日からカタールなど中東4か国を歴訪します。

アメリカはアフガニスタンからの軍の撤退のあと、現地の外交拠点をドーハに移転しており、アフガニスタンが
再びテロの温床となるのを防ぐため軍事面と外交面でカタールとの連携強化を図りたい思惑が
あるものとみられます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210904/k10013243341000.html

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