【東京パラ】ボッチャ団体 日本が銅メダル獲得

パラリンピック ボッチャ団体 日本が銅メダル獲得
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210904/k10013243451000.html　（リンク先に動画あり）

東京パラリンピックのボッチャ団体は3位決定戦が行われ、日本はポルトガルに4対3で勝って銅メダルを獲得しました。日本が団体でメダルを獲得するのは前回のリオデジャネイロ大会での銀メダルに続き2大会連続です。

ボッチャは脳性まひなど、重い障害がある人のために考案された競技で赤と青のボールを投げ合って白い的球、ジャックボールにどれだけ多く近づけられるかを競います。

4日は、東京・江東区の有明体操競技場で団体の3位決定戦が行われました。

前回のリオデジャネイロ大会で銀メダルを獲得している日本は、準決勝で3大会連続の金メダルを目指すタイに敗れて3位決定戦に進み、前回大会で銅メダルのポルトガルと対戦しました。

日本は第1エンドと第2エンドにそれぞれ1点を奪われましたが、第3エンドでは個人で金メダルを獲得したキャプテンの杉村英孝選手が、味方が置いたボールに当てて、ジャックボールに近づける正確なコントロールを見せて1点を返しました。

そして、第4エンドでは中村拓海選手がジャックボールのそばへボールを寄せると、杉村選手がそのボールをさらに近づくように押して2点を奪い3対2で逆転しました。

第5エンドは1点を返され追いつかれますが、最終エンドでは杉村選手が相手のボールを動かして作ったスペースを、廣瀬隆喜選手が利用してジャックボールにボールをピタリとつけて日本が1点を獲得し、4対3で勝って銅メダルを獲得しました。

日本が団体でメダルを獲得するのは前回のリオデジャネイロ大会での銀メダルに続き2大会連続です。