秋田のJK(17)「緊急事態宣言の発令など、総理大臣として責任ある判断をし、よくここまで頑張ってくれたと思う」

「驚いた」「秋田出身の総理が辞めるの残念」　県民反応は…
2021年9月3日 15時21分 掲載

　菅義偉首相（秋田県湯沢市秋ノ宮出身）が３日、辞任の意向を固めたことを受け、県民からは驚きや残念がる声が上がった。

　「突然のことで驚いた。秋田県出身者から首相が出たことをうれしく思っていたので、１年だけだったのは少し残念」と、にかほ市院内のパート従業員女性（５９）。新型コロナウイルスは感染拡大が続くが、「東京五輪やパラリンピックがある中で、コロナ対策を十分頑張ってくれたと思う」

　潟上市の女子高校生（１７）は「秋田県出身の総理大臣が辞めるのは残念。緊急事態宣言の発令など、総理大臣として責任ある判断をし、よくここまで頑張ってくれたと思う」と語った。

　一方、秋田市の会社員男性（３７）は「会見を見ていても感情が伝わりにくく、国民に寄り添う姿勢を見せてほしいと思うこともあった」と話す。「いまの世の中では誰がやっても批判を浴びるのでは。総理が代わったところでコロナ対策などがうまくいくようになるのだろうかと思う」

　美郷町六郷の農業男性（４１）は「支持率が下がっていたので、自分が総裁選に出てもうまくいかないと思ったのではないか。この１年は良くも悪くも無難にやってきたという印象。もう少し秋田のためになることをしてほしかったので、そういう意味では残念だ」と話した。

https://www.sakigake.jp/news/article/20210903AK0024/