吉村知事「イソテックス大阪に野戦病院を作る、規模は1000床」

大阪府の吉村洋文知事が２８日、日本テレビ系「ウェークアップ」（土曜・午前８時）にスタジオ生出演した。

　吉村氏は、感染拡大に出演者から“野戦病院”の検討を聞かれ「野戦病院は課題も多い」とした上で「どうするのって議論あるんですけど、何が一番問題かって医療従事者の確保なんです。非常に難しいです。ここについて、できない理由を言い出すと、きりがないんですけど、感染も広がっていますから、できる理由を考える。大阪では野戦病院を作る判断をしました。１０００床単位の野戦病院を作りたいと思っています」と明言した。

　さらに「これは新しいチャレンジになりますけど、何とかコアになる医療従事者のみなさん、ここは今、阪大病院にご相談させてもらっています。ここでコアになる医療従事者の方、監修、ディレクターのような人、組織をご協力お願いして、それ以外はいろんなところから協力をお願いして野戦病院を作りたい」と示した。具体的な場所は「国際展示場、大阪にはインテックスってあるんですけど、そこの一部を使ってなんとかできないか。ここは松井市長の管轄なんで、松井市長にお願いしている最中です」と明かし、時期については「もう取りかかります。できるだけ早く。課題山積ですけどとにかくやってみる。自宅でお亡くなりになる方を１人でも減らす、これが最大の目標だと思っています」と述べた。