【社会】住宅の玄関先に大量の赤い包丁を置いて立ち去る不審な男。京都市

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000225789.html

京都市で、住宅の玄関先に大量の赤い包丁を置いて立ち去る、不審な男の姿をカメラが捉えていました。

家主：「（今月）13日の夕方、不審な人物が現れて…」

画面奥から近付いてくる男の右手には、白い袋が握られています。

男は、被害者の自宅の玄関先に侵入。上から撮影した別の映像を見てみると、男はその不審な袋を、玄関先に置きました。

外出先から帰った家主は、中を見て、驚きました。

家主：「袋の中に、包丁が17本入っていた」

包丁、ナイフ、ナタなど、実に17本もの刃物が玄関先に置かれていたのです。そのうち、11本には赤いペンキが塗られていました。

まるで血が塗られたような赤い包丁には、どんな意味が込められているのでしょうか。

家主：「何のこっちゃ分からない。近所の人でもないし、仕事上、付き合いのある人でもない。全く見たことない人です」

家主によりますと、実は、2年前にも同様のことがあり、防犯のため、カメラを設置したのだといいます。

さらに、被害はこれだけにとどまりませんでした。

男は去り際、ズボンの左ポケットから、何かを取り出すと、周囲を確認。そして、車にスプレーを吹き掛けたのです。

家主：「赤色のスプレーを（車に）吹き掛けられた」

男の行動には、不可解な点がもう一つあります。男は、指紋を残したくないからでしょうか。
左手は素手のままですが、袋を持った右手には手袋をしています。

ところが、玄関先に袋を置く時、左手を添えているのです。うっかりミスをしたのか、これも謎の行動です。

家主は、警察に被害届を提出。銃刀法違反と器物損壊の疑いで、捜査が進められています。