オリンピック政権浮揚にならず、支持率下がり続け菅降ろしか

8日には、東京五輪も閉会式を迎える

　コロナで外出がままならない昨今、9日からはさて何を楽しみに生きて行けばいいのだろうか？　
　結論から言うと「オリンピックの後は、政局をお楽しみください」ということになるのではないだろうか。

菅内閣の支持率の低下が止まらない。「ワクチン→五輪→総選挙」というシンプルな戦略を突き進む菅首相だが、ワクチン接種はトラブル続きだし、変異種デルタ株は2度接種済みの人でも感染するという。これでは苦労の甲斐がないというものだ。

メダルラッシュに沸いているけれども、それが政権浮揚につながっている感じはない。7月23～25日に日本経済新聞が行った世論調査では
菅内閣の支持率は34％にまで落ち込んでいる。ちょうど五輪が始まった時期であり、金メダルも出ていたことを考えると、五輪効果は期待できない

時事通信社のデータが興味深い動きを見せている 。7月の内閣支持率は29.3％と3割を割ってしまい、自民党の支持率21.4％と足し合わせると50.7％となった。

「青木の法則」なるものが広く知られていて、「内閣と与党第1党の支持率を足して5割を割ったら、その内閣はつぶれる」という

菅首相にとって、世論調査の動向以上に悩ましい問題がある
22日に投開票となる横浜市長選挙である。総理のおひざ元だが予想が立たない混戦となっている

現役馬「ボウヨミシャドー」へ他の有力馬が挑戦する「自民党総裁杯」は、9月に実施が予定されている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9530e0e00bb1e3a1a43eaa88e1f4a52eefaa4d0