韓国、過去2番目の感染者数　嫌儲も讃えるK防疫がなぜ崩れたのか

韓国政府は７日、新型コロナウイルスの６日の新規感染確認者が１２１２人だったと発表した。１日当たりで過去最多の１２４０人が確認された昨年１２月に次いで２番目。首都圏に集中しており、緊張感の緩みに加え、インド由来の変異株「デルタ株」が急速に広まっている可能性が指摘されている。

韓国政府によると、６月は感染者が３００人台の日もあったが、７月に入ってからは７００～８００人台で推移し、拡大傾向にあった。

金富謙首相は７日、数日間状況を見た上で感染拡大が続くようであれば「防疫措置を最高レベルに引き上げることもあり得る」と述べた。

特にワクチン接種率の低い２０～３０代の感染者が急増しており、政府は、無症状の若者世代を通じて拡散しているとみている。デルタ株については、６月末～７月初旬の１週間で１５３人が感染。その前週は７３人だった。（共同）

https://www.sankei.com/article/20210707-YCWVLGYXCVKPFCUYYZ33IHSRNU/