【パキスタン】父親の葬儀でイギリスから帰国中の女性が3日にわたるレイプ被害　犯人は“科学的去勢”の可能性も

パキスタン人の26歳女性が、家族の友人に3日間にわたってレイプされたという衝撃的な事件をパキスタン紙「ドーン」が報じている。

警察によると、この女性は、父親の葬儀のために半年前に英国からパキスタンに帰国していたという。継母に、家に泊まることを拒否されたため、ラホール市にある友人シド・タクベーム・アシャンの家に泊まりに行ったそうだ。

悲劇はそこで起きた。アシャンの息子が彼女の寝室に無理やり入り込み、レイプに及んだのだ。被害女性は、1日の虐待で体調が悪化したが病院に行くことは許されず、3日間も暴力行為は続いた。

解放された女性は、同市の警察に被害を通報。その後、容疑者は逮捕された。

容疑者は、強姦罪で有罪となった場合、パキスタンが導入した新たな法律により「化学的去勢」を受ける可能性があると報じられている。

科学的去勢は、薬を使ってテストステロンを減少させるもので、2016年以降はインドネシアで小児性愛者に、ポーランドでは児童強姦犯に対して用いられている。

残念なことに、こういったケースはパキスタンでは珍しいことではない。過去6年間で、警察に報告されたレイプ事件は2万2000件を超えているにもかかわらず、レイプ事件に対する効果的な捜査や訴追が行われていない。

近年、同国のフェミニストたちは現状を変えるために、ソーシャルメディアを通じて、声を上げている。

COURRiER Japon
7/3(土) 20:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/116fb78abc3382266f6c2918f7071c8eea8d22d1

性犯罪者は病気だと思うので、薬で性衝動を抑える治療は必要だ