「勝手に親の都合で産んだんだから、死ぬ最期の1秒まで子供に責任を持て」 正直これに反論できないよな・・・

成人した子の行動に親は責任を取るべき？ 息子殺害や拳銃強奪犯の親辞任に思うこと

■「子どもを産んだのは親のエゴ」ではあるけれど…

父親に殺された熊澤英一郎さんは生前、自身のものと見られるSNSで「勝手に親の都合で産んだんだから死ぬ最期の1秒まで子供に責任を持てと言いたいんだ私は」
と書き込んでいたことが明らかになっています。すべての親にとって、これほど辛辣な言葉はありません。

https://www.excite.co.jp/news/article/Toushin_11740/?p=2

しかし、この考えを他者に強要することは危険な要素も孕みます。「子どもの行動はすべて親の責任」「子どもの問題はすべて親が解決しろ」という家庭責任論を
押し付けることにもなるからです。そしてその家庭責任論が強すぎる今の社会は、親が外にSOSを求めにくくしているという側面もあるでしょう。

同じものとして語ることは決してできませんが、この他者からの視線で醸成された家庭責任論に押しつぶされた結果が、熊澤英昭容疑者による事件であり、
飯森睦尚氏の退任だと思わざるを得ません。