【緊急事態宣言再延長】「もういい加減にして」宣言再延長に店悲鳴　酒類提供飲食店への休業要請は維持される方針　大阪府

東京・大阪など１０都道府県に出されている緊急事態宣言。政府が６月２０日まで延長する案を軸に検討していることを受け、街では多くの悲痛な叫びが聞かれた。

　（緊急事態宣言が）発出されてから１ヶ月が過ぎた３度目の〝宣言”。もともとは大型連休の「短期集中対策」として、４月２５日から５月１１日までを期限としたが、新規感染者数の高止まりなどで５月末まで延長。さらに期限を延長する動きが加速している。

　２６日、緊急事態宣言の延長について大阪府の吉村洋文知事は「人流を抑制した結果、これだけ大きく（感染者が）減少傾向にある（人流を抑えることは）大きな効果がある。特に週末友達と出かけようとか、週末外出しようというのは、ぜひ控えていただきたい」と語った。

２５日、大規模商業施設について、平日のみ時短営業を認めるなど緩和を検討するとした吉村知事だったが、週末の外出については、あらためて抑制すべきとの意思を示した。

　一方、引き続き維持される方針となっているのが、酒類を提供する飲食店への休業要請。

大阪市中央区の串カツ店、「串かつだるま」。道頓堀という立地もあり、普段は夜が更けるまで活気にあふれていたこの店だが、今は営業を継続するため酒の提供は行わず、時短での営業を続けている。

　中嶋隆晴店長は「お酒が販売できないというのが一番キツイ。お酒があるから串カツもすすむみたいな所もありますので。はじめのほうは、えっ？そうなん？みたいなお客さんも多かったですけど最近はお客さんの方から聞かれますね。お酒してますか？とか、ビール飲める？？みたいな。（酒類がないと伝えると）じゃあいいですみたいな感じでだいたい帰って行かれます。もう…ちょっといい加減にしろって。表現はよくないけどちょっと苦しいですよね、（宣言が）ずっと続いていると」と悔しさをにじませた。

5/26(水) 18:33
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https://news.yahoo.co.jp/articles/047b0122e6b2d316df1ced048c203bba84af5c56