【孔子学院問題】有村治子議員「巧妙に日本に浸透してくる中国共産党の実態を把握する仕組みが整えば、対中交渉力も強まる

https://www.zakzak.co.jp/soc/news/210519/for2105190006-n1.html
　菅義偉政権は、中国政府が日本国内の大学に設置している「孔子学院」を、厳重警戒する姿勢を明確にした。欧米各国で、同学院は「中国共産党のスパイ活動やプロパガンダ（政治宣伝）の機関」として閉鎖の動きが広がっている。先週の国会で、萩生田光一文科相から大学側へ情報公開を促すとの答弁を引き出した、自民党の有村治子参院議員に聞いた。

　「『国際交流』という美名の下、自国の将来を担う世代の学び舎が、外国政府に事実上、直結する機関の工作に浸透されることへの危機感を日本は持つべきだ」

　有村氏はこう語った。

　孔子学院は、世界約１６０カ国・地域の大学などに設置され、日本でも早稲田大学や立命館大学など１４校に存在するが、以前から問題視されてきた。

　昨年８月、マイク・ポンペオ米国務長官（当時）は「中国政府と中国共産党の宣伝工作機関から資金提供を受けている」として、米国内の同学院を統括する「孔子学院米国センター」を外国公館に指定すると発表した。欧米では現在、閉鎖が相次いでいる。

　防衛省のシンクタンク「防衛研究所」は今年３月に公表した「東アジア戦略概観２０２１」で、米国が孔子学院を「安全保障上の脅威」とみているという分析結果を出した。これを受け、１３日の参院文教科学委員会で注目の質疑が行われた。

心配せんでも自民に入れねーよ(笑)