「“見て盗め”はただの意地悪では？」が完全論破されてしまう。

Ｑ｢職人は技を盗め｣はただの意地悪ではないでしょうか？
昔から情緒的によく言われますが最も意味が分からない決め台詞の一つです。
やる気のない者には教えず、やる気のある弟子、後輩にはどんどん教えてあげたら良いと思いませんか？
｢盗んだものは一生忘れないが教えてもらった事はすぐ忘れる。｣と言われていますが本当にそうでしょうか？
ただのケチで出し惜しみしているだけでは。

Ａ
こんにちは、住宅屋です。
「『職人は技を盗め』はただの意地悪ではないでしょうか？」
そんな単純なものではない。職人の世界で仕事したことありますか？

私は、板金と大工という職人の世界で働いたことあります。
もちろん両方とも「技を盗め」です。

なぜそんなことを言うのか？
どの世界でもそうだが、入門した人間が一人前になれる保障はなにもない。
多分、親方クラスに慣れる人間なんて1/100かそれ以下。

1から10まで教えられなければ仕事が飲込めないのでは親方どころか一人前にもなれない。

職人の仕事ってルーチンワークと違う。
様々な仕事を今までの経験からこなしていかなければならない。その時に大切なことは「イメージ力」

全くやったことのない仕事であっても、その仕事の内容が「イメージ」できるとそれなりにこなせてしまう。
これはそういう訓練が必要なのです。

手取り足取り教えられると、新たな難題に対応できない。

さらに「技」という部分で言うと、それはもう感覚の世界だから、ロジックとして明文化するなんてできない。

例えば、車の外装の板金仕上げの具合なんてどうやって明文化するのだ、
実際に親方のやっている仕事を、親方の目を盗んで触ってみたりするしかないのだよ。

料理の世界だってそうだろ？
味付けなんて正しく「感覚」。私ら一般人がレシピ見て料理しているような大雑把な料理ではプロの世界は通用しない。
毎回同じ量の調味料を入れれば同じ味になるのか？それでは素人レベル。素材の状態だって毎回違う。
それらの違いを計算にいれながら、毎回同じ味に仕上げていくためには、経験と勘しか頼るものはない。
やはり親方にシゴイてもらうしかないのです。

残念ながら、現在「大工」という職人の道に入ってくる人間は少ない。
また、入ってきたとしても、旧来の扱いをしたのでは、すぐに辞めてしまう。
しかし、やさしく手取り足取り教えたのでは一人前にすらなれない….

経済では既にかげりが見えてきたが、物作り立国も早晩かげってくるだろう…
https://realestate.yahoo.co.jp/knowledge/chiebukuro/detail/1058717860/

要するに教育者としてはポンコツなのよ。

リアルはこういうのがあるから
なかなかむずい。さっきと今ではもう違う

そのスキルを獲得していない半人前さんが好んで使う言葉No.1
｢見て盗め｣ｗ

ただ、ちゃんと教わった方が早いな

見て盗めってのは『教えねーよ。パクるのは勝手だけどよ』って事だと思ってる。

そういう意味ではいろんな人を抱えていられたひと昔前の日本の会社って悪くなかったと思う

なんでレシピ見てその通りに調理すりゃ誰でもできるようになるのに、自分でいちいちそこまで到達するレベルまで見て覚えないとあかんのか
んなもん秘伝のタレを教えたくない頑固親父と同じだって話

今、文化継承において、日本人弟子相手にはキツク当たってどれだけ上手くいこうが厳しい目で見て認めないのに
ワタシニホンブンカスキデスーみたいな面してやってくる外国人（白人）弟子とかだと手取り足取り優しく教えて
大して技術もない下手糞でも笑顔で容認するような腐ったジジイばっかで問題になり始めてるからな

独立すれば経費計上し放題なのになぜやらないのかわからない

作業できるようになってから、その意味をゆっくり探れば良いだろう