とにかく人間が悪い!自然様!的な環境問題話

中止による損失とか考えちゃうな…!
1人くらいは自殺してもおかしくない

レイチェルカーソン「沈黙の春」がベストセラーになったんが60年代後半やからその辺りが極端化していったのは一つ源流やろな
いわゆる生態系（エコロジー）に関する話が湧き上がった時代やね

建設側の立場で描いたりとか

意外と多いみたい

田舎age都会sage
年寄りage若者sage
不便さを有り難がる風潮
商店街VSスーパー

などへのアンチテーゼとも言える傑作

15歳の頃にリアルタイムで読んだが凄く衝撃的だったもん
浅草という舞台でこんな話、書いていいんだとすら思った

主人公:会社員だが、開業を夢見て会社には秘密で屋台を引く。それとは別に、会社ではラーメン絡みの仕事が多い。
ライバル:繁盛店の店主であると同時に、人気フードコンサルタントでもある。主人公と度々コンペ等で競う。

浅草の老舗が今回の舞台。
繁盛させた先代の死後は息子が継いだが、本職を続けたいため
経営面だけチェックし切り盛りは長年勤めている6人の店員に任すという形を取った。
だがその2代目も若くして亡くなり、遺された妻が店にはノータッチだったが経営を引き継ぐことになった。
だが、ここ数年は客足が激減し赤字続きで夫が自腹で補填していたという衝撃の事実を知る。

券売機:代金はお客様から感謝して直接頂くのが先代の教え
給水機:お客様に働かせる気か
主人公考案の新ラーメン:ラーメン一本で勝負が先代の教えだ。
それにこのラーメン、先代の味と似ても似つかないじゃないか。

挙げ句の果てには、先代を想ってか涙まで流す店員達。
主人公は、今でも先代を想う古き良き昔ながらの下町人情に感服させられそうになった。
手をこまねいていると、なんやかんやライバルがテコ入れを請け負うことになった。
ライバルは全てを看破しているようだが…?
ここまでが前編。

主な変更点
・創業50年感謝祭として大幅値下げ
・主人公考案の新ラーメンもメニュー入り
・6人のうち比較的若い2人が見当たらず、代わりに若く厳つい店員が2人入っている
・レジの男性店員も注文聞きの女性店員も皿洗い

そして先代の頃とは比べものにならない繁盛ぶりにミスばかりする今までの店員は若い店員に怒鳴られてばかり。
そして遂には、4人は辞めると言い出した。
これこそが、ライバルの目論見だったのだ。

残りの2人の店員は前々から今のままで終わりたくないと思っており、老舗再建の為にライバルの店で鍛え直してもらっていたのだ。
だが、4人のその後は一切描かれず…

浅草という舞台でこういう話を描く発想に目から鱗とかなんというか…

続編らーめん才遊記の化学調味料肯定とか
この漫画のこういう所好き

機械は悪、便利は悪、人工は悪、効率は悪、快適は悪

の風潮が強かったからだと思うの
学校教育なんてその風潮の温床だよな
水筒は水か茶しかいけないとか…
履歴書は手書きとかも突き詰めればその風潮に辿り着く

あーあと昔の漫画でよくある
金持ちは悪っていう描き方

1人は否定しろ