電子レンジに人間入れたらどうなるの？

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在宅続く高齢者、食事減ってない?　元気になる食べ方は

在宅勤務となり、母も日々楽しみにしていたヨガのクラスや友人との集まりもなくなって、2人で家にいる時間が長くなりました。朝昼晩と食事を共にするなんて、子どもの頃に戻ったようです。
一緒に食べていて、母の食事量が気になり始めました。「動いてないからおなかがすかない」「お昼きっちり食べたから夜はちょっとでいい」などと言いながら、どうも普段より量が減っていないか……？後期高齢者に入る世代で不活発な生活に加えて食が細くなると
「これをきっかけに体が弱くなってしまわない？」と取り越し苦労と思いつつも心配が。今後も新型コロナウイルスを警戒し外出に気を遣う日々が続きます。これを機会に、高齢者が元気で過ごすため、食事や栄養でどんなことに注意したらよいか、取材しました。
東京都健康長寿医療センター研究所は、少量ずつでも多様な食品を食べるよう呼びかけています。10の食品群を示し、この中から1日七つ以上をとるのが目安。特にたんぱく質を多く含む肉、魚、卵、大豆製品、牛乳・乳製品の五つは
それぞれ片方の手のひらにのる程度の量を食べるとよいといいます。高齢者が筋肉量を落とさないためには、たんぱく質を十分に摂取することが大切です。
同研究所研究員の横山友里さんは「この分量でおおよそたんぱく質50gが含まれています。ご飯やパンなど主食に含まれるたんぱく質の量も考慮すると、高齢者が最低限必要なたんぱく質の量に達するというレベルです」と話します。
最初から5種類を完璧にそろえなくても、少量でも加えてみるのが良いそうです。例えば、魚なら、しらす干しやサケフレークをご飯に少しかける、でもOK。「単品になりがちな朝食、昼食に取り入れるのが第一歩になります」。
なお、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準（2020年版）」では、年齢や活動量に応じたたんぱく質の摂取目標量を設定しているほか、身体機能の衰えや、心身の活力が低下した状態を防ぐために
65歳以上の高齢者は少なくとも1日あたり1.0g/kg/体重以上のたんぱく質をとることが望ましいとしています。体重50kgの人なら1日50g以上のたんぱく質、ということになります。
在宅訪問管理栄養士で「70歳からのらくらく家ごはん」（女子栄養大学出版部刊）の著書がある中村育子さん（医療法人社団福寿会福岡クリニック在宅部）は、「70代は50代に比べて必要エネルギー量は減りますが、たんぱく質の必要量は変わりません。
年だから食べなくていい、というわけではないのです」と話します。
家にいるばかりで食欲がわかないという悩みについては「家の中でも体操や掃除で動くことはできます。まずは体を動かしましょう」。それと共に、食事での工夫では、香りで食欲を刺激できるといいます。
大葉、ミョウガ、ショウガといった香味野菜を加えたり、レモンなど柑橘を一絞りしたり。また青菜のおひたしを辛子あえにしたり、ワサビをプラスしたりするなど、香辛料で風味を変えるのも手。
「酢も食欲を増進させます。酢の物を1品食卓に加えるのも良いでしょう。リンゴ酢など果実酢をドレッシングに使うと香りも楽しめます」。果実酢はハチミツなど甘みを足して水で割ると、さわやかなドリンクになり、水分補給にも役立ちます。
食べる量が少ない場合は、おやつも大事です。「食事を振り返って、出てこないものを考え、補ってください。食事に影響の少ない時間帯、午後なら3時か3時半ぐらいに、卵が足りていなければ、プリンなどを、また乳製品が足りていないなら、ヨーグルトや牛乳、チーズなどがいいですね」
中村さんによると、高齢者はいつも同じ食材を買いマンネリになりがちな傾向があるそうです。「調味料を変えて違う味つけにしてみましょう」。新しいメニューに挑戦するなら、市販の合わせ調味料を使うと簡単にできます。
「味付けに失敗する不安がないので、男性で料理に慣れていない方にもおすすめできます」
賞味期限が長いレトルト食品や缶詰、冷凍食品は備蓄に役立ちますし、これも味付けの失敗がなく、下ごしらえの手間もかかりません。「ただ、高齢者の中には電子レンジの使い方が上手でない方が多いのです」と中村さん。
冷凍食品をレンジのオート機能にかけ、結果として加熱し過ぎになってしまっている事例が多いそう。「冷凍食品は包装に必ず、加熱のワット数と時間が書いてあります。チェックしてみてください」

ちなみにアメリカの電子レンジ最大手はシャープで

そんな事件はもちろんない

脳神経から伝達物質まで
やっぱり脳に最初に来ると思う